1951年2月14日 NBA(現WBA)認定世界ミドル級タイトルマッチ
ジェイク・ラモッタ(アメリカ) vs シュガー・レイ・ロビンソン(アメリカ)
14日、NBA認定世界ミドル級タイトルマッチがシカゴで行われ、挑戦者のペンシルバニア州認定ミドル級王者・シュガー・レイ・ロビンソン(アメリカ)がNBA認定世界ミドル級王者・ジェイク・ラモッタ(アメリカ)を13ラウンドTKOで下し、ウェルター級に次ぐ2階級を制覇した。
シュガー・レイ・ロビンソンは史上最もタフと言われるジェイク・ラモッタと過去に5度対戦。4勝1敗の好成績を収め、いずれも死闘を繰り広げた。
ただ、その1敗(1943年)はそれまで負けたことのなかったロビンソンが初めて許した黒星(40連勝でストップ)である。
そのようななか迎えた6度目のビッグマッチ。
ラモッタは打たれても打たれても倒れなかった。しかし打たれすぎたラモッタに13ラウンドレフェリーストップがかかりロビンソン勝利。
ラモッタはロビンソンとの対戦で敗れた過去4敗はいずれも判定負けだったが、6度目の対戦で初めてTKO負けを喫した。
ロビンソンはペンシルバニア州認定ミドル級王座との統一を果たし、同時にウェルター級に次ぐ2階級を制覇を達成した。
▼ それでは、試合の模様をどうぞ ▼
白:シュガー・レイ・ロビンソン 黒:ジェイク・ラモッタ
■ シュガー・レイ・ロビンソン MEMO
・ 生年月日 : 1921年5月3日 - 1989年4月12日
・ 戦績 : 175勝(109KO) 19敗 6分(生涯戦績)
■ ジェイク・ラモッタ MEMO
・ 生年月日 : 1921年7月10日
・ 戦績 : 83勝(30KO) 19敗 4分 (生涯戦績)
・ 映画「レイジング・ブル」はラモッタの半生を描いている
- 1951-02-14
- ジェイク・ラモッタ | ミドル級 | シュガー・レイ・ロビンソン
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