2008年7月26日 WBA世界ウェルター級タイトルマッチ
ミゲール・コット(プエルトリコ) vs アントニオ・マルガリート(メキシコ)
26日、WBA世界ウェルター級タイトルマッチがラスベガスで行われ、王者・ミゲール・コットがアントニオ・マルガリートに11ラウンドTKOで敗れ、王座を失った。
ミゲール・コットは、フロイド・メイウェザー・ジュニア引退のいま、ウェルター級最強王者として君臨。ここまで32勝(26KO)無敗である。
2004年9月11日には、WBO世界ジュニアウェルター級王座を獲得。2006年12月2日には、現王座のWBA世界ウェルター級王座獲得。同王座を4度防衛し、今回5度目の防衛戦である。なお、これまで12戦の世界戦を経験し、うち10勝がKOという凄まじいKO率を誇っている。
対するアントニオ・マルガリートは、36勝(26KO)5敗1無効試合。KO負けは一度も経験していないタフファイターである。
2002年3月16日には、WBO世界ウェルター級を獲得し、7度の防衛を果たす。
2008年4月12日には、IBF世界ウェルター級王座を獲得。防衛戦を行わないまま王座を返上し、今回WBA世界ウェルター級タイトルに挑戦することになった。
試合は、コットが有効打を浴びせるもマルガリートは一歩も引かずに圧力をかけ続けた。
迎えた11ラウンド。終始攻め続けたマルガリートがコットからダウンを奪うと、手を休めることなく猛攻を続ける。最後は、コットの戦意が喪失し、レフェリーストップ。
マルガリートがTKO勝ちでWBO、IBFに続く、WBA世界ウェルター級王座を獲得。
コットは、5度目の防衛に失敗。33戦目にして初黒星を喫した。
▼ それでは、試合の模様をどうぞ ▼
30秒過ぎからダイジェスト
白・ミゲール・コット 黒・アントニオ・マルガリート
■ ミゲール・コット MEMO
・ 生年月日 : 1980年10月29日
・ 戦績 : 32勝(26KO)1敗
■ アントニオ・マルガリート MEMO
・ 生年月日 : 1978年3月18日
・ 戦績 : 37勝(27KO) 6敗 1無効試合
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