2004年9月18日 WBA・WBC・IBF・WBO世界ミドル級王座統一戦
バーナード・ホプキンス(アメリカ) vs オスカー・デ・ラ・ホーヤ(アメリカ)
18日、ラスベガスでWBA・WBC・IBF世界ミドル級統一チャンピオン・バーナード・ホプキンスとWBO世界ミドル級チャンピオン・オスカー・デ・ラ・ホーヤが史上初の4団体王座統一戦を行った。
バーナード・ホプキンスは、1995年4月29日に行われたIBF世界ミドル級王座決定戦でセグンド・メルカドを7ラウンドTKOで破り同王座を獲得。
2001年4月14日にはキース・ホームズからWBC世界ミドル級王座を奪取。
2001年9月29日にはWBA世界ミドル級チャンピオン・フェリックス・トリニダードを12ラウンドTKOで破り主要3団体の王座統一に成功した。
その後、3団体統一王座を4度防衛し、今回5度目の防衛戦で主要4団体王座統一戦に望むことになった。ここまで44勝(31KO)2敗1分。
一方、オスカー・デ・ラ・ホーヤは、1994年3月5日に行われたWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチで16戦無敗王者・ジミー・ブレダルを10ラウンドTKOで下し、初挑戦にして王座獲得。
1994年7月29日にはWBO世界ライト級チャンピオン・ホルヘ・パエスを2回KOで下し、2階級制覇達成。
1996年6月7日にはWBC世界スーパーライト級チャンピオン・フリオ・セサール・チャベスを4ラウンドTKOで下し、3階級制覇達成。
1997年4月12日にはWBC世界ウェルター級チャンピオン・パーネル・ウィテカーを12回判定で下し、4階級制覇達成。
2001年6月23日にはWBC世界スーパーウェルター級チャンピオン・ハビエル・カスティリェホを12回判定で下し、史上3人目の5階級制覇達成。
さらに、2004年6月5日に行われたWBO世界ミドル級タイトルマッチでは、20戦無敗王者・フェリックス・シュトルムを僅差判定で下し、前人未到の6階級制覇の偉業を成し遂げた。
そして今回、WBO世界ミドル級王座の初防衛戦にして、主要4団体王座統一戦に望むことになった。ここまで37勝(29KO)3敗。
試合は、序盤静かな立ち上がり。
4ラウンドからパンチの応戦が始まる。しかし、ホプキンスの的確なジャブが要所で決まりデ・ラ・ホーヤが中に入れない。
デ・ラ・ホーヤは鉄壁のジャブをこじ開けようと試みるも最後はガードでクリアされ、ホプキンスの距離が続いた。
迎えた9ラウンド、突如として決着がついた。
9ラウンド中盤、ホプキンスがジャブからボディへのコンビネーションでデ・ラ・ホーヤのレバーを捕らえた。デ・ラ・ホーヤが悶絶ダウン。
そのまま立ち上がれず試合は決まった。
オスカー・デ・ラ・ホーヤは、プロ初のKO負けを喫し、WBO世界ミドル級王座から陥落。
バーナード・ホプキンスは、完全決着で史上初の主要4団体王座統一の快挙を達成した。
▼ それでは、試合の模様をどうぞ ▼
選手紹介~1ラウンド・2ラウンド途中
2ラウンド途中~5ラウンド途中
5ラウンド途中~7ラウンド途中
7ラウンド途中~9ラウンド
インタビュー
■ オスカー・デ・ラ・ホーヤ MEMO
・ 生年月日 : 1973年2月4日
・ 戦績 : 38勝(30KO) 5敗
■ バーナード・ホプキンス MEMO
・ 生年月日 : 1965年1月15日
・ 戦績 : 47勝(32KO) 4敗 1分
- 2004-09-18
- ミドル級 | バーナード・ホプキンス | オスカー・デ・ラ・ホーヤ
- tag - 4団体統一 , ko , デラホーヤ , 世紀の一戦 , 史上初 , 防衛失敗
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