2008年3月15日 WBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ
ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ) vs マニー・パッキャオ(フィリピン)
3月15日、WBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチがラスベガスで行われ、王者・ファン・マヌエル・マルケスにマニー・パッキャオが挑戦した。
ファン・マヌエル・マルケスは、ここまで48勝(35KO)3敗1分。
2003年5月29日のデビュー戦で反則負けを喫するも、1999年9月11日のWBA世界フェザー級王座挑戦(フレディ・ノーウッドに判定負け)まで29連勝を記録する。
初挑戦での王座奪取は失敗に終わったものの、その後も勝ち星を重ねていった。
2003年2月1日にはIBF世界フェザー級王座決定戦でデリック・ゲイナーを7ラウンドTKOで破り王座獲得。
2003年11月1日に行われたWBA・IBF世界フェザー級王座統一戦ではマヌエル・メディナを7ラウンド負傷判定で破り王座を統一。
2006年3月4日にはWBA世界フェザー級王座に挑戦したがクリス・ジョンに判定負けを喫する。
しかし、2006年8月5日に行われたWBO世界フェザー級暫定王座決定戦ではターサク・チェンダエンを7ラウンドTKOで下し暫定王座を獲得した。
翌年2007年3月17日には、WBC世界スーパー・フェザー級王者・ マルコ・アントニオ・バレラに挑戦し、判定勝ちで王座を奪取し、今回2度目の防衛戦でマニー・パキャオと相対することとなった。
ちなみに、マニー・パキャオとは、2004年5月8日に行われたWBA・IBF世界フェザー級タイトルマッチで一度対戦し、引き分けで防衛に成功している。
一方、マニー・パキャオは、ここまで46勝(35KO)3敗2分。
1998年12月4日、 WBC世界フライ級王座に挑戦し、チャチャイ・ダッチボーイジムを8ラウンドTKOで破り王座獲得。
1999年9月17日に行われた2度目の防衛戦でメッドグン・3Kバッテリーに3ラウンドKOで破れWBC世界フライ級王座陥落。
しかし、2001年6月23日、IBF世界ジュニア・フェザー級タイトルマッチでレーロホノロ・レドワバを6ラウンドTKOで下し2階級制覇を達成した。
前述の通り、2004年5月4日には、パキャオがマルケスに挑戦したものの引き分けに終わり王座奪取はならなかった。
そして迎えた2度目の挑戦。
試合は、終始激しい打ち合いが展開された。
マルケスがパキャオをぐらつかせると、パキャオはマルケスからダウンを奪いKO寸前まで追い詰めた。
一進一退の攻防は、判定決着へ。
新チャンピオンが誕生した。
パキャオがマルケスを2-1のスプリット・デジションで下し、WBC世界スーパー・フェザー級王座を獲得。
同時にアジア人初となる3階級制覇を達成した。
▼ それでは、試合の模様をどうぞ ▼
3ラウンド & 12ラウンド
■ ファン・マヌエル・マルケス MEMO
・ 生年月日 : 1973年8月23日
・ 戦績 : 48勝(35KO)4敗1分
■ マニー・パッキャオ MEMO
・ 生年月日 : 1978年12月17日
・ 戦績 : 51勝(38KO) 3敗 2分
- 2008-03-14
- ファン・マヌエル・マルケス | スーパーフェザー級(ジュニアライト級) | マニー・パッキャオ
- tag - 3階級制覇 , アジア人初 , タイトル奪取 , マニーパッキャオ , 判定 , 防衛失敗
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