2007年8月19日 WBA世界フェザー級タイトルマッチ
クリス・ジョン(インドネシア) vs 武本在樹(千里馬神戸)
19日、WBA世界フェザー級タイトルマッチが神戸ファッションマート特設リングで行われ、クリス・ジョンが世界初挑戦の武本在樹を9ラウンド終了TKOで破り、8度目の防衛に成功した。
クリス・ジョンはここまで1度の引き分けを挟み39連勝中である。(39勝(20KO)1分)
2003年9月27日に行われたWBA世界フェザー級暫定王座決定戦でオスカー・レオン(コロンビア)に2-1の判定勝ちを収め暫定王座獲得。
同年11月1日に正規王者デリック・ゲイナーがファン・マヌエル・マルケスとのWBA・IBF統一戦に敗れたため、マルケスはWBA世界フェザー級スーパーチャンピオンに認定。
それにより、ジョンがWBA世界フェザー級正規王者に認定された。
初防衛戦では、2階級制覇を狙った佐藤修と対戦。試合は判定までもつれ込んだものの、 ジョンが3-0(120-109、117-111、116-113)で完勝。初防衛に成功する。
その後、防衛を7まで伸ばし、8度目の防衛戦で武本の挑戦を受けることになった。
武本在樹は、ここまで21勝(12KO)6敗1分。
2005年4月2日には、榎洋之の持つ日本フェザー級王座に挑戦するも判定負けを喫し王座奪取に失敗。
その後、2007年3月18日に行われたノンタイトル戦でファン・カブレラを6ラウンド負傷判定で破り、今回世界初挑戦のチャンスが巡ってきた。
試合は終始、クリス・ジョンのペースで進む。
武本は、6ラウンドと8ラウンドにダウンを奪われたものの何とか立ち上がり応戦を試みた。
しかし、9ラウンドもジョンの一方的な展開は収まりを見せず、ラウンド終了後にレフェリーストップ。
クリス・ジョンが8度目の防衛に成功。
武本在樹は、無敗王者に為すすべなく敗れ去った。
▼ それでは、試合の模様をどうぞ ▼
6ラウンド
9ラウンド
■ クリス・ジョン MEMO
・ 生年月日 : 1979年9月14日
・ 戦績 : 41勝(21KO) 無敗 1分
■ 武本在樹 MEMO
・ 生年月日 : 1978年9月6日
・ 戦績 : 23勝(12KO) 7敗 1分