2009年1月25日 WBA世界ウエルター級タイトルマッチ
アントニオ・マルガリート(メキシコ) vs シェーン・モズリー(アメリカ)
日本時間25日、WBA世界ウエルター級タイトルマッチがロサンゼルスで行われ、元3階級王者・シェーン・モズリーがアントニオ・マルガリートを9回TKOで下し、タイトルを獲得した。
シェーン・モズリーは、アマチュアで260戦250勝の戦績を残しプロ入り。
1993年2月11日に行なわれたデビュー戦では、5回KO勝利を収めている。
1997年8月2日にIBF世界ライト級王座を獲得。
2000年6月17日には、WBC世界ウェルター級タイトルマッチでオスカー・デ・ラ・ホーヤに挑戦し、2-1の判定勝ち。2階級制覇達成。
2003年9月13日にWBA・WBC世界スーパーウェルター級王者・オスカー・デ・ラ・ホーヤに再度挑戦し、3対0の判定勝ちを収め、3階級制覇を達成した。
しかし、2004年3月13日の初防衛戦でロナルド・ライトに12回判定で敗れ、WBA・WBC世界スーパーウェルター級王座を失った。
その後、WBCウェルター級暫定王座を獲得するも返上。
2007年11月10日にWBAウェルター級王者・ミゲール・コットに挑戦するも判定負けを喫した。
そして今回、ミゲール・コットを破り王者に就いたアントニオ・マルガリートに挑戦することになった。
アントニオ・マルガリートは、2002年3月16日にWBO世界ウェルター級を獲得。以後7度の防衛を果たす。
2008年4月12日には、IBF世界ウェルター級王座を獲得。防衛戦を行わないまま王座を返上。
2008年7月26日に行なわれたWBA世界ウェルター級タイトルマッチでは無敗王者ミゲール・コットに挑戦し、11ラウンドKO勝ち。WBO、IBFに続き、WBAのタイトルをも獲得した。今回が初防衛戦である。
試合は、モズリーの上下に打ち分けるテクニックに翻弄され、マルガリートが8ラウンドにダウンを奪われる。
続く9ラウンド、マルガリートに力は残されておらず、防戦一方。
最後は、一方的に打たれるマルガリートのダウン直前にレフェリーが試合を止めた。
アントニオ・マルガリートは、初のKO負けで王座を失った。
▼ それでは、試合の模様をどうぞ ▼
■ シェーン・モズリー MEMO
・ 生年月日 : 1971年9月8日
・ 戦績 : 46勝(39KO) 5敗 1無効試合
■ アントニオ・マルガリート MEMO
・ 生年月日 : 1978年3月18日
・ 戦績 : 37勝(27KO) 6敗 1無効試合
- 2009-01-25
- シェーン・モズリー | アントニオ・マルガリート | ウェルター級
- tag - ko
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