2010年1月11日 WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
フアン・カルロス・サルガド(王者・メキシコ) vs 内山高志(同級3位・ワタナベ)
1月11日、WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチが東京ビッグサイトで行なわれ、挑戦者・内山高志がフアン・カルロス・サルガドを12ラウンド2分48秒TK0で破り、スーパーフェザー級王座を奪取した。
サルガドは、2009年10月10日に行なわれたWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチで、無敵の王者ホルヘ・リナレスを初回TKOし、王座を奪取。この試合まで無敗を誇る強打の持ち主である。
一方、挑戦者の内山もここまで無敗。
ゲームセンターのパンチングマシンで700kgを出し、マシンを破壊してしまうほどのハードパンチの持ち主である。
今回が世界初挑戦である。
試合は、内山が一枚上手だった。終始サルガドを圧倒。
11ラウンドまでポイントでリードし、判定決着が濃厚かと思われた。
しかし、最終12ラウンドも内山は手を緩めることはなかった。
2分過ぎにサルガドをロープ際に追い詰め、右がヒット。
何とか立ち上がったサルガドだったが、内山が怒涛のラッシュ。
最後は、レフェリーが試合を止めて、内山のTKO勝ちが決まった。
サルガドは、プロ初黒星を喫し、初防衛に失敗。
内山は、無敗のまま世界タイトルを獲得した。
▼ それでは、試合の模様をどうぞ ▼
12ラウンド(KOラウンド)
■ 内山高志 MEMO
・ 生年月日 : 1979年11月10日
・ 戦績 : 14勝(11KO)無敗
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