2012年12月31日 WBA世界ライトフライ級王座決定戦
井岡一翔(同級1位・井岡) vs ホセ・ロドリゲス(同級5位・メキシコ)
31日、WBA世界ライトフライ級王座決定戦が大阪府立体育会館で行われ、井岡一翔がホセ・ロドリゲスを6ラウンド2分56秒TKOで下し、日本最短11戦目での2階級制覇を達成した。
圧巻だった。1ラウンド1分50秒に華麗なコンビネーションでボディブローを決めダウンを奪う。
その後も井岡のペースで試合が進み、ロドリゲスに付け入るすきを与えない。
試合が決まったのは6ラウンド。
このラウンド、完璧にロドリゲスのパンチを見切っていた。
2分30秒、ガードの間から右ストレートを打ち込んだ。一瞬間が空き、ロドリゲスが膝から崩れ落ちた。
立ち上がるも井岡猛然とラッシュに向かう。ラッシュの間もなく、2発で仕留め、そのままレフェリーが試合を止めた。
井岡は、日本最短のデビュー11戦目での2階級制覇を達成。ライトフライ級王座を獲得した。
次戦は、ライトフライ級スーパー王者・ローマン・ゴンサレスだ。ゴンザレスの強打を封じ込めれば、勝機ありとみている。
▼ それでは、試合の模様をどうぞ ▼
1ラウンド、KOラウンド(6ラウンド)
■ 井岡 一翔 MEMO
・ 生年月日 : 1989年3月24日
・ 戦績 : 11勝(7KO) 無敗
- オスカー・デ・ラ・ホーヤが無敗のまま2階級制覇達成!
- 長谷川穂積が王座決定戦制し、2階級制覇達成!
- 内藤大助が亀田興毅に完敗・・・6度目の防衛ならず
- マニー・パッキャオ、完全KOで2階級制覇決めた!
- 亀田大毅が2階級制覇 3兄弟同時世界王者に
- 次の動画: 内山高志がバスケスにTKO勝ち!6度目の防衛に成功
- 前の動画: 河野公平が3度目の挑戦で王座奪取に成功